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09月05日-01号

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  1. 鏡野町議会 2022-09-05
    09月05日-01号


    取得元: 鏡野町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-04
    令和 4年 9月会議           令和4年鏡野町議会9月会議会議録                                   第  1  日 目                                   令和4年9月5日                                   於   議   場1. 出席議員(14名)   1番  鈴 木 大 介              2番  岡 田 高 幸   3番  難 波 達 男              4番  山 本 秀 久   5番  藤 田 照 子              6番  花 房   尚   7番  飯 綱 洋 平              8番  牧 田 俊 一   9番  仲 西 祐 一             10番  片 田 八重美  11番  岸   泰 廣             13番  小 椋 晶 志  14番  長 石 幸 男             15番  原   章 倫2. 欠席議員(0名)3. 遅参早退議員(0名)4. 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名(20名)   町長      山 崎 親 男         副町長     藤 田 昭 彦   教育長     武 本 吉 正         総合政策室長  瀬 島 栄 史   総務課長    大 塚 英 明         まちづくり課長 柳 井 和 彦   くらし安全課長 松 本 博 巳         危機管理監   奥   克 彦   住民税務課長  産 賀 雄 史         総合福祉課長  安 道 智 秋   健康推進課長  石 原 靖 之         子育て支援課長 金 平 美和子   産業観光課長  小 椋 正 己         建設課長    岩 佐 誠 己   上下水道課長  廣 澤 秀 樹         学校教育課長  黒 瀬   豊   生涯学習課長  小 原 克 則         国保病院事務長 福 田 紀 彦   会計管理者   安 道 葉 子         代表監査委員  赤 木 郁 夫5. 職務のため出席した者の職氏名(2名)   議会事務局長  金 平 憲 明         同 書記    柳 井 ひとみ6. 町長提出議案の題目   鏡野町が出資している法人の経営状況について   令和3年度財政健全化判断比率及び資金不足比率報告について   鏡野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について   鏡野放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正について   令和3年度鏡野一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について   令和3年度鏡野国民健康保険病院事業会計決算の認定について   令和3年度鏡野水道事業会計決算の認定について   令和3年度鏡野下水道事業会計決算の認定について   令和4年度鏡野一般会計補正予算(第3号)   令和4年度鏡野国民健康保険特別会計補正予算(第2号)7. 会議録署名議員   1番  鈴 木 大 介              2番  岡 田 高 幸              令和4年9月会議議事日程                              (第1号)令和4年9月5日日程第1 会議録署名議員指名日程第2 議会運営委員会報告日程第3 報告第5号 鏡野町が出資している法人の経営状況について日程第4 報告第6号 令和3年度財政健全化判断比率及び資金不足比率報告について日程第5 議第63号 鏡野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について日程第6 議第64号 鏡野放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第7 議第65号 令和3年度鏡野一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 議第66号 令和3年度鏡野国民健康保険病院事業会計決算の認定について日程第9 議第67号 令和3年度鏡野水道事業会計決算の認定について日程第10 議第68号 令和3年度鏡野下水道事業会計決算の認定について日程第11 議第69号 令和4年度鏡野一般会計補正予算(第3号)日程第12 議第70号 令和4年度鏡野国民健康保険特別会計補正予算(第2号)              午前10時0分 開議 ○議長(原章倫君) 改めまして、皆さんおはようございます。 9月会議初日でございます。決算月でもございます。 今、大型台風が北上して、明日朝方からお昼にかけて岡山県に一番接近するということでございます。そこにおきましては、これから秋の稲刈りのピークを迎えるところでございますが、風雨の最小限の被害で収まってほしいなと、このように思っております。 負担といえば、今、ウクライナ危機によりまして物価高騰、非常に生活におきましても苦しい状態になっております。政府におきましても、今後においていろんな策を講じられると思いますけれども、地方創生臨時交付金を、これも追加の施策を取っていただいて、地方にもしっかりと救済をしていただきたいと、このように思っているところでございます。 さて、本日9月5日は定期的に会議を開く定例日となっております。 これより令和4年鏡野町議会9月会議を再開いたします。 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 日程に入るに先立ち、町長より行政報告の申出がありますので、これを許可します。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 改めまして、皆さんおはようございます。 これより9月会議が始まるわけでありますけれども、冒頭に御挨拶をさせていただきます。 9月会議というのは、補正予算と併せまして前年度の決算議会でもございます。どうかよろしくお願いをいたすところでありますけれども、昨日行われました鏡野町の産業まつり、3年ぶりの開催となりました。これより中止をしておりました様々な鏡野町の特有のイベント、それらも順次開催をしていきたいと、このように思っているところであります。約8,000人の来場者があったというふうなことでありまして、多くのにぎわいを見たところであります。 同時に、心配されるのが非常に大きい台風でありまして、先ほど議長の御挨拶でもありましたように、明日の9時から12時にかけて風と雨を伴う警報級の被害の模様があるというふうなことで、昨日でありますけども、上齋原地区内で倒木があったというふうなことを聞き及んでおります。 それから同時に、美作三湯芸術温度というのが奥津温泉湯原温泉湯郷温泉、中でも奥津温泉では、芸術祭を前に大変多くの方でにぎわっているというふうなことであります。 これから山々が色づきまして、本格的な味覚の秋、あるいは芸術の秋、また紅葉の秋というふうなことが鏡野町内で見られるわけでありますけれども、被害がなく、またコロナの影響も少なく、多くの人がにぎわってもらいたいと、このように思っているところであります。 コロナのことで申し上げますけれども、8月が第7波の影響が一番大きくて、鏡野町でも551人もの感染が8月に見たところであります。先ほど入ったニュースですけども、鏡野町内の施設でもクラスターが出るであろうというふうなことを報告を受けております。大いに町民の皆様方感染予防に気をつけて生活をしていただきますよう、お願いをいたすところであります。 本日から会議が始まるわけでありますけれども、どうか皆様方におかれましても、慎重に審議をいただきまして、適切な決定をいただきますようお願いをいたしまして、行政報告とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(原章倫君) 以上で行政報告を終わります。 これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、鏡野町議会会議規則第127条の規定により議長において指名いたします。会議期間を通じて、1番鈴木大介君、2番岡田高幸君を指名いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、日程第2、議会運営委員会報告の件を議題といたします。 議会運営委員長から8月29日に開催した議会運営委員会での9月会議の運営について報告の申出があります。この際、議会運営委員長からその協議の結果について御報告を願うことといたします。 議会運営委員長岸 泰廣君。 ◆議会運営委員長岸泰廣君) 改めまして、おはようございます。 ただいま議長からありましたように、8月29日開催の9月会議の運営に関わる議会運営委員会の審議結果について御報告申し上げます。 9月会議に町長から送付を受けております案件は、報告2件、条例の一部改正2件、令和3年度決算認定4件、令和4年度補正予算2件、人権擁護委員に関わる人事案件1件の11議案でございます。 このうち、人事案件につきましては、最終日に上程し、採決する予定でございます。 次に、請願・陳情につきましては、陳情2件の提出がありましたが、審議の結果、陳情1件を委員会付託とし、最終日に採決する予定といたしております。 以上の内容を踏まえ、慎重に審議した結果、会議期間は本日9月5日から9月26日までの22日間といたしております。 以上、議会運営委員会報告といたします。 ○議長(原章倫君) ただいま議会運営委員長から報告がありましたとおり、9月会議の会議期間は本日から9月26日までの22日間といたしたいと思いますので、議事運営に御協力をお願いいたします。 これで議会運営委員会報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、この際、日程第3、報告第5号鏡野町が出資している法人の経営状況についての件と日程第4、報告第6号令和3年度財政健全化判断比率及び資金不足比率報告についての2件を一括議題といたします。 2件について町長の報告を求めます。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) ただいま一括上程となりました報告第5号及び報告第6号の2つの報告につきまして御説明をいたします。 まず、報告第5号鏡野町が出資している法人の経営状況につきまして、地方自治法第221条第3項の規定により、鏡野町が資本金等を2分の1以上出資している法人5団体の経営状況につきまして、同法第243条の3第2項の規定により、議会に報告するものであります。 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、緊急事態措置まん延防止等重点措置実施等が繰り返され、経済活動に大きな制約を受けており、令和2年度に引き続きまして、イベントの中止、移動の自粛などによりまして、宿泊業あるいは飲食業などにおきまして運営状況が厳しい年度となりました。 次に、報告第6号令和3年度財政健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づきまして、令和2年度鏡野財政健全化判断比率並びに公営企業に係る資金不足比率を算定いたしましたので、監査委員審査意見を付しまして議会に報告するものであります。 なお、詳細につきましては、報告第3号はそれぞれの法人の担当課長により説明させていただきます。報告第4号につきましては、総務課長より説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原章倫君) 総務課長、違うだろ。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) 失礼をいたします。訂正箇所がございました。 これから申し上げますので、訂正をいたしましておわびを申し上げます。 報告第6号の件につきまして再度、それから後に朗読をいたしまして、説明に代えさせていただきます。 報告第6号令和3年度財政健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づきまして、「令和3年度」鏡野財政健全化判断比率並びに公営企業に係る資金不足比率を算定いたしましたので、監査委員審査意見を付しまして議会に報告するものであります。 なお、詳細につきましては、「報告第5号」はそれぞれの法人の担当課長により説明をさせ、「報告第6号」は総務課長より説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 訂正をいたしまして、おわびを申し上げます。 ○議長(原章倫君) 続いて、担当課長から内容細部の説明を求めます。 まず、報告第5号について、産業観光課長小椋君。 ◎産業観光課長小椋正己君) 〔報告第5号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) 次に、同じく報告第5号について、まちづくり課長柳井君。 ◎まちづくり課長柳井和彦君) 〔報告第5号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) 次に、報告第6号について、総務課長大塚君。 ◎総務課長大塚英明君) 〔報告第6号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) 以上で報告第5号及び報告第6号の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、この際、日程第5、議第63号鏡野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてと日程第6、議第64号鏡野放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正についての件、2件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山崎町長
    ◎町長(山崎親男君) それでは、ただいま一括上程となりました議第63号及び議第64号、条例の一部改正についての2議案の説明をいたします。 まず、議第63号鏡野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、この改正は国の改正に伴いまして、少子化対策の一環といたしまして出生時育児休業が創設され、また育児休業取得回数制限の緩和などを行うために本条例の一部改正を提案するものであります。 次に、議第64号であります。鏡野放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、奥津学区放課後児童クラブの位置を改築後のものとすること、そして児童クラブ管理運営を適当と認める者に委託することができるとする規定の追加をするものなどであります。 詳細につきましては、総務課長及び子育て支援課長より説明をさせますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(原章倫君) 続いて、担当課長から内容細部の説明を求めます。 まず、議第63号について、総務課長大塚君。 ◎総務課長大塚英明君) 〔議第63号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) 次に、議第64号について、子育て支援課長金平君。 ◎子育て支援課長金平美和子君) 〔議第64号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第63号と議第64号の議案2件に関する質疑は、次回の本会議で行いたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議案2件に関する質疑は、次回の本会議で行うことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、この際、日程第7、議第65号令和3年度鏡野一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についての件から、日程第10、議第68号令和3年度鏡野下水道事業会計決算の認定についてまでの件、4件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) ただいま一括上程となりました議第65号から議第68号までの令和3年度鏡野一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定並びに3つの公営企業会計決算の認定について御説明をいたします。 議第65号につきましては、令和3年度における鏡野町の会計一般会計のほか11の特別会計決算認定であり、議第66号は国民健康保険病院事業会計決算の認定、議第67号は水道事業会計決算の認定、議第68号につきましては下水道事業会計決算の認定であります。 それぞれの議案につきましての説明に先立ちまして、令和3年度の決算概要及び財政の動向につきまして御説明をいたします。 なお、決算認定の金額につきましては、万円単位で以下切捨てで申し上げます。 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、岡山県では緊急事態措置まん延防止等重点措置の実施、あるいはリバウンド防止期間など、皆様方には切れ目なく感染防止対策に御協力をいただいた年度でありました。 そのような中でありますけれども、ワクチン接種をはじめ、米の需要が減少したことによる米価の下落が著しいことから、議会からも要望がございました米の生産継続支援金事業の実施、住民税非課税世帯への給付金、あるいは子育て世帯への給付金など、コロナ対策といたしまして様々に取り組んでまいりました。このほかにも各施設により事業を行っておりますけれども、プレミアム付商品券発行事業、あるいは1人10万円の特別定額給付金等が終了したことなどによりまして、昨年度に比べまして歳入歳出とも減額となっております。 そのほかの主な事業といたしまして、施設におきましては文化スポーツセンターの増築及び照明のLED化等、そして香北公民館泉公民館新築工事、あるいは羽出公民館の大規模改修工事など、地域活動拠点整備などを行いました。また、生活の利便性向上といたしまして、交通弱者に対するタクシー利用助成金の創設、あるいは町税の納付にスマートフォン決済を導入いたしましてDX推進にも努めております。 災害対策安全環境づくりにつきまして、河川監視カメラの増設や避難所への公衆無線LANの整備など、またこども園等防犯カメラの設置、あるいは保育士負担軽減保護者利便性向上にもつながります保育システム導入など各種様々な事業を展開したところであります。 本町の令和3年度の決算につきましては、歳入におきまして、前年度と比較をいたしまして14億9,210万円の減額となりました。歳出におきましても、12億7,557万円の減額となりました。これは、先ほど少し申し述べましたけれども、令和2年度のプレミアム付商品券発行事業、あるいは1人10万円の特別定額給付金等が終了したことなどが大きな要因であります。 そのような中におきましても、歳入では地方交付税追加交付によりまして2億6,723万円の増額となっておりまして、歳出につきましては文化スポーツセンターなどの施設整備などによりまして、教育費で8億5,107万円の増額となっております。令和3年度につきましても、これまでと同様、財政支出の削減に努めながらも、町政の発展、住民福祉の向上のため、財政的に可能な範囲で事業を展開いたしまして、合理的、効率的な執行に努めてまいりました。 さて、その決算の概要でありますが、決算書の資料といたしまして、令和3年度決算報告書によりまして要約して説明しております。 まず、議第65号令和3年度鏡野一般会計歳入歳出決算でありますが、歳入総額は128億7,886万円で10.4%の減、歳出につきましては、歳出総額は121億6,617万円で9.5%の減となっております。 なお、各款の主な事業内容等につきましては、決算書に記載のとおりでありますので、省略させていただきます。 続きまして、特別会計についてであります。 津山・富線共同バス運行事業特別会計をはじめといたしました11会計につきまして、健全財政と各会計目的達成に努めたところであります。 まず、津山・富線共同バス運行事業特別会計につきましては、津山-富間の地域住民の交通の便を確保するために、引き続きまして3市町共同路線バスの運行を行いまして、津山市内への通学あるいは病院へ通院される方々の生活交通の確保に努めました。 国民健康保険特別会計につきましては、令和3年度も新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、医療費は減少となっております。引き続き、医療費の削減を図るためにレセプト点検の実施、医療費通知の送付、ジェネリック医薬品──後発医薬品でありますけれども──の普及啓発などによりまして、医療費適正化対策あるいは特定健診の受診率向上に取り組みました。町内の診療所につきましては、鏡野国民健康保険病院などからの医師の派遣を受けまして、奥津、富、上齋原地区で3診療所を運営しております。また、歯科診療所も同じく3か所で運営をしております。令和3年度は、医療環境の充実を図るために上齋原診療所画像診断装置を整備したところであります。 介護保険特別会計につきましては、令和3年度は3年ごとに見直しを行う介護保険事業計画第8期の初年度に当たりまして、計画に沿いまして事業を実施したところであります。要介護、要支援認定者数は令和3年度末で878人、介護給付費は14億7,600万円となりました。 各特別会計の決算につきましては、歳入歳出決算書に記載のとおりであります。 続きまして、公営企業会計について申し上げます。 議第66号鏡野国民健康保険病院事業会計につきましてであります。 令和3年度決算につきましては、損益計算書中当年度純利益はマイナスの1,007万円となりました。当年度処分利益剰余金は40万円を計上したところであります。人口減少に伴う診療報酬収入等の減少が予測される中、経営環境は厳しさを増しておりますけれども、公立病院として地域住民日常生活に欠くことができない医療を提供する体制を整えてまいります。 続きまして、議第67号鏡野水道事業会計決算であります。 損益計算書中当年度純利益につきましては3,179万円となりました。当年度処分利益剰余金につきましては1億1,967万円を計上したところであります。地方公営企業法に基づきまして適正な会計処理に努めまして、滞納整理等による未収入金の回収を行いまして、水道事業本来の独立採算による適正経理に努めておるところであります。 最後になりました。議第68号であります鏡野下水道事業会計決算であります。 損益計算書中当年度の純利益はマイナス2,051万円となりました。当年度処分利益剰余金も、同じくマイナスの2,051万円を計上したところであります。これは、資産の除去に係る損失でございます。今後も、水道事業と同様に適正な会計処理に努めてまいります。 以上、令和3年度の各会計の決算につきまして説明とさせていただきます。 なお、詳細な各会計におきます決算の数値並びに指標等につきましては会計管理者より、公営企業会計につきましては国保病院事務長並びに上下水道課長により説明をさせますので、御審議の上、御認定をいただきますようお願いをいたします。 ○議長(原章倫君) ここで11時まで休憩といたします。              午前10時49分 休憩              午前11時0分 再開 ○議長(原章倫君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き歳入歳出の決算の認定についての担当課長からの内容細部の説明を求めます。 まず、議第65号について、会計管理者安道君。 ◎会計管理者安道葉子君) 〔議第65号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) 次に、議第66号について、国保病院事務長福田君。 ◎国保病院事務長福田紀彦君) 〔議第66号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) 次に、議第67号と議第68号の2件について、上下水道課長廣澤君。 ◎上下水道課長廣澤秀樹君) 〔議第67号、議第68号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 次に、ただいま一括議題となっております決算認定議案4件に係る令和3年度各会計決算審査意見書が提出されておりますので、ここで審査報告を求めます。 代表監査委員赤木郁夫君。 ◎代表監査委員(赤木郁夫君) 失礼いたします。監査委員の赤木郁夫でございます。 それでは、早速ですが、鏡野町議会9月会議に提案されました令和3年度鏡野一般会計及び各特別会計国民健康保険病院事業会計水道事業会計、下水道事業会計の決算審査につきまして監査報告を申し上げます。 地方自治法第233条第2項の規定により、令和3年度鏡野町各会計歳入歳出決算及び証書類、その他政令で定める書類並びに同法第241条第5項の規定により、各基金の運用状況を示す書類について、鏡野町監査基準に準拠し、審査を実施しました。 審査期間につきましては、令和4年5月30日から8月18日までのうち4日間、私、赤木と長石幸男監査委員とともに審査いたしました。 審査対象は、令和3年度一般会計、12の特別会計及び3つの公営企業会計の合計16会計の決算と各基金の運用状況であります。 審査の手順につきましては、令和4年5月30日付で町長から提出された令和3年度鏡野国民健康保険病院事業会計決算書、令和3年度水道事業会計決算書、令和3年度下水道事業会計決算書及び令和4年7月28日付で町長から提出された令和3年度一般会計並びに特別会計歳入歳出決算総括表、財産に関する調書、基金の運用状況を示す書類、町税等収入状況調べについて、関係法令に準拠しているか、財産の管理は適切か、財政は健全に運営されているか等に主眼を置き、審査を実施いたしました。 審査の結果につきましては、町長より審査に付されました令和3年度の各会計決算について、収支日計簿、歳入歳出差引簿、予算整理簿、決算書、事項別明細書、出納証憑書類を徴して、各会計別におのおの審査した結果、いずれも計数的には誤りはなく、予算の適正な執行がなされていることをここに御報告いたします。 以下、タブレットに登載しております決算審査意見書に基づき、監査した内容につきまして概略を説明させていただきます。 まず、2ページには各会計の決算規模を示しております。 一般会計特別会計を合わせた決算規模は、歳入合計167億1,056万8,000円、歳出合計157億3,677万3,000円で、前年度対比では歳入が8.5%の減、歳出は7.4%の減であります。 次に、3ページから8ページには一般会計における財政収支の状況、歳入及び歳出決算の状況を示しております。 まず、3ページ、財政収支の状況でありますが、前年度と比較し、歳入総額が額にして14億9,210万9,000円、率にして10.4%の減、また歳出総額が12億7,577万7,000円、率にして9.5%の減となっており、差引き7億1,269万4,000円の黒字となっております。そのうち、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は6億3,005万2,000円となっております。 4ページからは歳入状況を示しております。 一般会計歳入決算額の減少の主な要因は、市町村民税法人割と償却資産が減少したことなどにより町税全体が5,184万5,000円減少したこと、国庫支出金が特定定額給付金給付事業費の皆減等により10億1,489万9,000円減少したこと、さらに新型コロナウイルス感染症対策に対応するための財政調整基金取崩しが減少したことなどにより繰入金が11億2,395万2,000円減少したこと等が起因しております。 5ページには町税の収納状況について掲載しています。 徴収率が全体で97.6%と前年度と比較して0.2ポイント下降しています。このうち現年度課税分は、徴収率は99.0%で前年度とほぼ同率で、また滞納繰越分は32.7%で前年度より10.7ポイント減少しています。 次に、6ページには町税等収入未済額を示していますが、全体で4,906万3,000円となっており、前年度より172万9,000円増加しています。 また、11ページには各特別会計及び公営企業会計の収入未済額を示しておりますが、特別会計では合計で3,378万3,000円と前年度比較で364万9,000円減少しています。 町税等収入未済額のうち現年分に関しては、コンビニ収納による納税の利便性が向上したこと、その他収納努力の結果、昨年とほぼ同様の数字にあります。また、独立採算制を基本とした水道事業会計、下水道事業会計においては、両事業会計とも受益者負担の原則に基づき徴収に努めた結果、未収金は減少しています。 一方、滞納繰越金については、長年の積み上げにより飽和状態化している中、徴収は一層困難な状況にあるが、地方税法等による財産調査の執行件数の大幅な増加、また納税相談等地道な滞納整理業務が実施されており、今後その成果が徐々に反映することを期待しています。 収納対策には困難性が伴う中にあって、町の自主財源確保の根幹をなすものであります。また、適切な納税をしている納税者に強い不公平感をもたらす要因となるため、税負担等の公平性の観点から、関係各課の連携を密にし、公債権、私債権の取扱い、納税環境の改善等、未納額の削減につながる取組に努めていただくようお願いいたします。 次に、戻りますが、7ページから8ページに一般会計歳出の款別決算及び性質別決算状況を記載しております。 7ページ、歳出全体では、前年度と比較して9.5%の減となっています。これは、8ページに示しているとおり、性質別決算で見ますと、新型コロナウイルス感染症対策に伴う補助費等の大幅な減によるもので、特別定額給付金給付事業費、鏡野町持続化給付金の拡充、プレミアム付商品券発行事業等の皆減によるものです。 なお、増加した費目としては、普通建設事業費、扶助費、維持補修費などがありますが、増減の主な要因は記載内容を参照願います。 また、12ページには主な基金の現在高を示しております。 財政調整基金については、債券運用益を積み立てる一方で、年度間の財政調整のため一部を取り崩したことにより、令和3年度末の現在高は43億3,150万6,000円となり、前年度より3億6,811万4,000円の増加となっております。また、減債基金、かがみの創生基金、公共用拠点施設整備基金、地域振興基金等は、財政負担軽減のためによる取崩しにより、前年度と比較して基金額は減少しております。一方、かがみのふるさと応援基金は876万3,000円を積み立て、介護保険給付費準備基金は事業運営期間の最終年度の令和2年度末における剰余金のうちから、次期介護保険料を決定する際に必要と認められた額を控除した1億3,021万1,000円を積み立てたため、いずれも基金額は増加しています。 次に、13ページの主な財政指標についてでありますが、経常収支比率は町村では70%台が妥当とされておりますが、令和3年度は84.3%と前年度と比較して0.7ポイント改善しています。ただ、町税や財産収入など経常一般財源の伸び悩みなどを考慮すれば、財政の弾力性低下が危惧されることは避けられない状況です。 また、同じく13ページには実質公債費比率の推移を示しております。 実質公債費比率は、起債制限基準を表す比率であり、算定年度を含む3か年の単年度実質公債費比率の平均で表した表です。18%を超えた場合には、起債借入れが県知事の許可制に移行されますが、令和3年度は11.5%と前年度より0.1ポイント上昇しており、単年度で比較すると、昨年度からは0.1ポイント改善されたものの、過去5年間では緩やかな上昇傾向にあります。 次に、戻りますが、9ページから10ページにかけては特別会計公営企業会計の決算状況をお示ししておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 以上、令和3年度一般会計及び特別会計公営企業会計歳入歳出決算について審査した結果を申し上げましたが、特に一般会計においては各種財政指標の指数から見れば、計数的にはおおむね健全な財政状況と判断しますが、先ほど触れましたように財政構造の弾力化を示す経常収支比率が5年連続して85%前後で推移していることは、財政構造の慢性的な硬直化が懸念され、将来の不安材料となっています。 また、4ページに米印を用いて自主財源の項目を記載しておりますが、一般会計において歳入決算総額に占める地方税等の自主財源は26.6%で、残り73.4%が地方交付税、国庫支出金、町債等の財源となっており、本町における財政運営は依然として依存財源に頼った運営となっています。 14ページからのまとめにも記載しておりますが、歳入の大半を占める地方交付税については令和2年度より標準算定に基づく交付税額となり、また令和3年度、前年度繰越分も含め8億548万円交付されている電源立地地域対策交付金についても、先行き不透明な状況にあります。さらには、新型コロナ感染症拡大の影響による景気後退に伴い税収が大幅に減少することが想定され、加えて地方債の償還額増加により、財政状況の悪化が懸念されます。このような中、懸念要素としては、昨年も触れましたが、一般会計における標準財政規模と予算規模が大きく乖離している点が挙げられます。財政上示される令和3年度鏡野町の標準財政規模75億2,329万3,000円に対し、同年度の予算規模は132億9,691万円となっています。地勢の特異性、特殊事情等を考慮しても、差が大き過ぎる感がします。そのため、年度間の財政調整のため、令和3年度では財政調整基金1億5,300万円を取り崩さざるを得なくなる状況となっています。この状況が継続すれば、当然、予算編成にも支障を来すことが想定されるため、今後、行財政改革の断行、そして町政を安定的に継続運営させるための適正な予算規模を検討する必要性があると思われます。 このことを踏まえ、今後財政を圧迫することが確実に見込まれる公共施設の改修、改築等については、令和3年度に改定された鏡野町公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の適正な維持管理はもちろん、真に町民にとって必要な財産かを見極め、遊休公共建物等の除却等も踏まえた公共施設個別計画を策定し、改修費用が短期に集中することのないよう、将来を見据えた計画的な管理に努めていただくよう願います。 そして、今後の行財政運営においては、経済状況の先行きが見通せない中にあっても、資本の投下と雇用の創出により、税収の減少を最小限に抑えられるよう努めるとともに、第2次鏡野町総合計画の後期基本計画に基づき事務事業の合理化を図り、行政コストの削減に努めていただくとともに、継続的かつ安定的な財政運営を望みます。 終わりに、山口県の自治体における新型コロナ対策臨時給付金の誤送付については記憶に新しいところでありますが、背景にあった人事異動、チェック不全等重なったミスにより生じた事象と思われますが、そのような要因は業務遂行上少なからず存在することが考えられます。平成29年の地方自治法等の一部を改正する法律の施行では、地方公共団体等における適正な事務処理等の確保、並びに組織及び運営の合理化を図るため、内部統制に関する方針の策定等が示されています。指定都市以外の市町村長は努力義務となっていますが、今後、本制度の導入、またはそれに準ずる仕組み、体制づくりを検討する必要がある点を付け加えさせていただきまして、決算の監査報告とさせていただきます。 ○議長(原章倫君) これをもって、審査報告を終わります。 ここで13時まで休憩といたします。              午後0時5分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(原章倫君) 会議を再開いたします。 午前中に代表監査委員赤木郁夫君から審査報告を受けまして、それに対し、お諮りしたいと思います。 ただいま議題となっております議第65号から議第68号までの議案4件に関する質疑は、次回の本会議で行いたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議第65号から議第68号までの議案4件に関する質疑は、次回の本会議で行うことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(原章倫君) 次に、この際、日程第11、議第69号令和4年度鏡野一般会計補正予算(第3号)と日程第12、議第70号令和4年度鏡野国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の件、2件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山崎町長。 ◎町長(山崎親男君) ただいま一括上程となりました議第69号及び議第70号の各会計補正予算、2議案について御説明いたします。 なお、予算議案につきましても、金額は万円単位で以下切り捨てて申し上げます。 まず、議第69号令和4年度鏡野一般会計補正予算(第3号)につきましては、7月の大雨による町道及び河川の修繕、災害復旧に係る事業費の計上など、当初予算編成後における事情の変化に対応する経費を中心に編成をいたしております。 補正額は、歳入歳出それぞれ1億8,900万円を増額をいたしまして、予算総額を123億9,100万円とするものであります。 歳入の主なものといたしましては、地方交付税、県支出金、繰越金、諸収入など、それぞれ計上しております。 歳出の主なものといたしまして、衛生費補正額1,139万円、土木費補正額7,039万円、教育費補正額893万円、災害復旧費補正額8,375万円などであります。 続きまして、特別会計であります。 議第70号鏡野国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。 事業勘定では、歳入歳出それぞれ5,388万円を追加いたしまして、補正後の予算額は歳入歳出それぞれ15億9,292万円となります。主な内容につきましては、保険税の改定に備えての基金の積立金を計上するものであります。直診勘定におきましては、歳入歳出それぞれ49万円を追加いたしまして、補正後の予算額は歳入歳出それぞれ2億7,097万円となります。主な内容といたしましては、各診療所においてオンライン資格確認システムのネットワークサービスの使用に要する経費などであります。 以上、補正予算につきましての提案理由の説明といたします。 なお、詳細につきましては総務課長及び健康推進課長より説明をさせますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(原章倫君) 続いて、担当課長から内容細部の説明を求めます。 まず、議第69号について、総務課長大塚君。 ◎総務課長大塚英明君) 〔議第69号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) 次に、議第70号について、健康推進課長石原君。 ◎健康推進課長(石原靖之君) 〔議第70号朗読説明〕 ○議長(原章倫君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第69号と議第70号の議案2件に関する質疑は、次回の本会議で行いたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議案2件に関する質疑は、次回の本会議で行うことに決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 この際、念のため申し上げます。一般質問の通告は9月6日午後5時までとなっておりますので、御留意願います。 次の本会議は9月7日午前10時に開議いたしますので、本議場に参集願います。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。              午後1時18分 散会...