◎町長(
山崎親男君) それでは、ただいま
一括上程となりました議第63号及び議第64号、条例の一部改正についての2議案の説明をいたします。 まず、議第63
号鏡野町職員の
育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、この改正は国の改正に伴いまして、
少子化対策の一環といたしまして出生時
育児休業が創設され、また
育児休業の
取得回数制限の緩和などを行うために本条例の一部改正を提案するものであります。 次に、議第64号であります。
鏡野町
放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、
奥津学区放課後児童クラブの位置を改築後のものとすること、そして
児童クラブの
管理運営を適当と認める者に委託することができるとする規定の追加をするものなどであります。 詳細につきましては、
総務課長及び
子育て支援課長より説明をさせますので、御審議の上、御議決を賜りますよう
お願いいたします。
○議長(
原章倫君) 続いて、
担当課長から
内容細部の説明を求めます。 まず、議第63号について、
総務課長大塚君。
◎
総務課長(
大塚英明君) 〔議第63
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) 次に、議第64号について、
子育て支援課長金平君。
◎
子育て支援課長(
金平美和子君) 〔議第64
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) これをもって、
提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第63号と議第64号の議案2件に関する質疑は、次回の本会議で行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議案2件に関する質疑は、次回の本会議で行うことに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
原章倫君) 次に、この際、日程第7、議第65
号令和3年度
鏡野町
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の認定についての件から、日程第10、議第68
号令和3年度
鏡野町
下水道事業会計決算の認定についてまでの件、4件を
一括議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。
山崎町長。
◎町長(
山崎親男君) ただいま
一括上程となりました議第65号から議第68号までの令和3年度
鏡野町
一般会計及び各
特別会計の
歳入歳出決算の認定並びに3つの
公営企業会計決算の認定について御説明をいたします。 議第65号につきましては、令和3年度における
鏡野町の
会計は
一般会計のほか11の
特別会計の
決算認定であり、議第66号は
国民健康保険病院事業会計決算の認定、議第67号は
水道事業会計決算の認定、議第68号につきましては
下水道事業会計決算の認定であります。 それぞれの議案につきましての説明に先立ちまして、令和3年度の
決算概要及び財政の動向につきまして御説明をいたします。 なお、
決算認定の金額につきましては、万円単位で以下切捨てで申し上げます。 令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、岡山県では
緊急事態措置、
まん延防止等重点措置の実施、あるいは
リバウンド防止期間など、
皆様方には切れ目なく
感染防止対策に御協力をいただいた年度でありました。 そのような中でありますけれども、
ワクチン接種をはじめ、米の需要が減少したことによる米価の下落が著しいことから、議会からも要望がございました米の
生産継続支援金事業の実施、
住民税非課税世帯への
給付金、あるいは
子育て世帯への
給付金など、
コロナ対策といたしまして様々に取り組んでまいりました。このほかにも各施設により事業を行っておりますけれども、
プレミアム付商品券の
発行事業、あるいは1人10万円の
特別定額給付金等が終了したことなどによりまして、昨年度に比べまして
歳入歳出とも減額となっております。 そのほかの主な事業といたしまして、施設におきましては
文化スポーツセンターの増築及び照明の
LED化等、そして
香北公民館、
泉公民館の
新築工事、あるいは
羽出公民館の大
規模改修工事など、
地域活動の
拠点整備などを行いました。また、生活の
利便性向上といたしまして、
交通弱者に対する
タクシー利用助成金の創設、あるいは町税の納付に
スマートフォン決済を導入いたしまして
DX推進にも努めております。
災害対策安全環境づくりにつきまして、
河川監視カメラの増設や
避難所への
公衆無線LANの整備など、また
こども園等防犯カメラの設置、あるいは
保育士の
負担軽減、
保護者の
利便性向上にもつながります
保育システム導入など各種様々な事業を展開したところであります。 本町の令和3年度の決算につきましては、歳入におきまして、前年度と比較をいたしまして14億9,210万円の減額となりました。歳出におきましても、12億7,557万円の減額となりました。これは、先ほど少し申し述べましたけれども、令和2年度の
プレミアム付商品券発行事業、あるいは1人10万円の
特別定額給付金等が終了したことなどが大きな要因であります。 そのような中におきましても、歳入では
地方交付税が
追加交付によりまして2億6,723万円の増額となっておりまして、歳出につきましては
文化スポーツセンターなどの
施設整備などによりまして、
教育費で8億5,107万円の増額となっております。令和3年度につきましても、これまでと同様、
財政支出の削減に努めながらも、町政の発展、
住民福祉の向上のため、財政的に可能な範囲で事業を展開いたしまして、合理的、効率的な執行に努めてまいりました。 さて、その決算の概要でありますが、
決算書の資料といたしまして、令和3年度
決算報告書によりまして要約して説明しております。 まず、議第65
号令和3年度
鏡野町
一般会計歳入歳出決算でありますが、
歳入総額は128億7,886万円で10.4%の減、歳出につきましては、
歳出総額は121億6,617万円で9.5%の減となっております。 なお、各款の主な
事業内容等につきましては、
決算書に記載のとおりでありますので、省略させていただきます。 続きまして、
特別会計についてであります。 津山・
富線共同バス運行事業特別会計をはじめといたしました11
会計につきまして、
健全財政と各
会計の
目的達成に努めたところであります。 まず、津山・
富線共同バス運行事業特別会計につきましては、
津山-富間の
地域住民の交通の便を確保するために、引き続きまして3
市町共同で
路線バスの運行を行いまして、
津山市内への通学あるいは病院へ通院される方々の
生活交通の確保に努めました。
国民健康保険特別会計につきましては、令和3年度も
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、
医療費は減少となっております。引き続き、
医療費の削減を図るために
レセプト点検の実施、
医療費通知の送付、
ジェネリック医薬品──
後発医薬品でありますけれども──の
普及啓発などによりまして、
医療費の
適正化対策あるいは特定健診の
受診率向上に取り組みました。町内の
診療所につきましては、
鏡野町
国民健康保険病院などからの医師の派遣を受けまして、奥津、富、
上齋原地区で3
診療所を運営しております。また、
歯科診療所も同じく3か所で運営をしております。令和3年度は、
医療環境の充実を図るために
上齋原診療所に
画像診断装置を整備したところであります。
介護保険特別会計につきましては、令和3年度は3年ごとに見直しを行う
介護保険事業計画第8期の初年度に当たりまして、計画に沿いまして事業を実施したところであります。要介護、要
支援認定者数は令和3年度末で878人、
介護給付費は14億7,600万円となりました。 各
特別会計の決算につきましては、
歳入歳出決算書に記載のとおりであります。 続きまして、
公営企業会計について申し上げます。 議第66
号鏡野町
国民健康保険病院事業会計につきましてであります。 令和3年度決算につきましては、
損益計算書中、
当年度純利益は
マイナスの1,007万円となりました。
当年度未
処分利益剰余金は40万円を計上したところであります。
人口減少に伴う
診療報酬収入等の減少が予測される中、
経営環境は厳しさを増しておりますけれども、
公立病院として
地域住民の
日常生活に欠くことができない医療を提供する体制を整えてまいります。 続きまして、議第67
号鏡野町
水道事業会計決算であります。
損益計算書中の
当年度純利益につきましては3,179万円となりました。
当年度未
処分利益剰余金につきましては1億1,967万円を計上したところであります。
地方公営企業法に基づきまして適正な
会計処理に努めまして、
滞納整理等による
未収入金の回収を行いまして、
水道事業本来の
独立採算による
適正経理に努めておるところであります。 最後になりました。議第68号であります
鏡野町
下水道事業会計決算であります。
損益計算書中、
当年度の純利益は
マイナス2,051万円となりました。
当年度未
処分利益剰余金も、同じく
マイナスの2,051万円を計上したところであります。これは、資産の除去に係る損失でございます。今後も、
水道事業と同様に適正な
会計処理に努めてまいります。 以上、令和3年度の各
会計の決算につきまして説明とさせていただきます。 なお、詳細な各
会計におきます決算の数値並びに
指標等につきましては
会計管理者より、
公営企業会計につきましては
国保病院事務長並びに
上下水道課長により説明をさせますので、御審議の上、御認定をいただきますよう
お願いをいたします。
○議長(
原章倫君) ここで11時まで休憩といたします。 午前10時49分 休憩 午前11時0分 再開
○議長(
原章倫君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き
歳入歳出の決算の認定についての
担当課長からの
内容細部の説明を求めます。 まず、議第65号について、
会計管理者安道君。
◎
会計管理者(
安道葉子君) 〔議第65
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) 次に、議第66号について、
国保病院事務長福田君。
◎
国保病院事務長(
福田紀彦君) 〔議第66
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) 次に、議第67号と議第68号の2件について、
上下水道課長廣澤君。
◎
上下水道課長(
廣澤秀樹君) 〔議第67号、議第68
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) これをもって、
提案理由の説明を終わります。 次に、ただいま
一括議題となっております
決算認定議案4件に係る令和3年度各
会計決算審査意見書が提出されておりますので、ここで
審査報告を求めます。
代表監査委員赤木郁夫君。
◎
代表監査委員(赤木郁夫君) 失礼いたします。
監査委員の赤木郁夫でございます。 それでは、早速ですが、
鏡野町議会9月会議に提案されました令和3年度
鏡野町
一般会計及び各
特別会計、
国民健康保険病院事業会計、
水道事業会計、下
水道事業会計の決算審査につきまして監査
報告を申し上げます
。 地方自治法第233条第2項の規定により、令和3年度
鏡野町各
会計歳入歳出決算及び証書類、その他政令で定める書類並びに同法第241条第5項の規定により、各基金の運用状況を示す書類について、
鏡野町監査基準に準拠し、審査を実施しました。 審査期間につきましては、令和4年5月30日から8月18日までのうち4日間、私、赤木と長石幸男
監査委員とともに審査いたしました。 審査対象は、令和3年度
一般会計、12の
特別会計及び3つの
公営企業会計の合計16
会計の決算と各基金の運用状況であります。 審査の手順につきましては、令和4年5月30日付で町長から提出された令和3年度
鏡野町
国民健康保険病院事業会計決算書、令和3年度
水道事業会計決算書、令和3年度
下水道事業会計決算書及び令和4年7月28日付で町長から提出された令和3年度
一般会計並びに
特別会計の
歳入歳出決算総括表、財産に関する調書、基金の運用状況を示す書類、町税等収入状況調べについて、関係法令に準拠しているか、財産の管理は適切か、財政は健全に運営されているか等に主眼を置き、審査を実施いたしました。 審査の結果につきましては、町長より審査に付されました令和3年度の各
会計決算について、収支日計簿、
歳入歳出差引簿、予算整理簿、
決算書、事項別明細書、出納証憑書類を徴して、各
会計別におのおの審査した結果、いずれも計数的には誤りはなく、予算の適正な執行がなされていることをここに御
報告いたします。 以下、タブレットに登載しております決算
審査意見書に基づき、監査した内容につきまして概略を説明させていただきます。 まず、2ページには各
会計の決算規模を示しております。
一般会計と
特別会計を合わせた決算規模は、歳入合計167億1,056万8,000円、歳出合計157億3,677万3,000円で、前年度対比では歳入が8.5%の減、歳出は7.4%の減であります。 次に、3ページから8ページには
一般会計における財政収支の状況、歳入及び歳出決算の状況を示しております。 まず、3ページ、財政収支の状況でありますが、前年度と比較し、
歳入総額が額にして14億9,210万9,000円、率にして10.4%の減、また
歳出総額が12億7,577万7,000円、率にして9.5%の減となっており、差引き7億1,269万4,000円の黒字となっております。そのうち、翌年度に繰り越すべき
財源を差し引いた実質収支は6億3,005万2,000円となっております。 4ページからは歳入状況を示しております。
一般会計歳入決算額の減少の主な要因は、市町村民税法人割と償却資産が減少したことなどにより町税全体が5,184万5,000円減少したこと、国庫支出金が特定定額
給付金給付事業費の皆減等により10億1,489万9,000円減少したこと、さらに
新型コロナウイルス感染症対策に対応するための財政調整基金取崩しが減少したことなどにより繰入金が11億2,395万2,000円減少したこと等が起因しております。 5ページには町税の収納状況について掲載しています。 徴収率が全体で97.6%と前年度と比較して0.2ポイント下降しています。このうち現年度課税分は、徴収率は99.0%で前年度とほぼ同率で、また滞納繰越分は32.7%で前年度より10.7ポイント減少しています。 次に、6ページには町税等収入未済額を示していますが、全体で4,906万3,000円となっており、前年度より172万9,000円増加しています。 また、11ページには各
特別会計及び
公営企業会計の収入未済額を示しておりますが、
特別会計では合計で3,378万3,000円と前年度比較で364万9,000円減少しています。 町税等収入未済額のうち現年分に関しては、コンビニ収納による納税の利便性が向上したこと、その他収納努力の結果、昨年とほぼ同様の数字にあります。また、
独立採算制を基本とした
水道事業会計、下
水道事業会計においては、両事業
会計とも受益者負担の原則に基づき徴収に努めた結果、未収金は減少しています。 一方、滞納繰越金については、長年の積み上げにより飽和状態化している中、徴収は一層困難な状況にあるが、地方税法等による財産調査の執行件数の大幅な増加、また納税相談等地道な滞納整理業務が実施されており、今後その成果が徐々に反映することを期待しています。 収納対策には困難性が伴う中にあって、町の自主
財源確保の根幹をなすものであります。また、適切な納税をしている納税者に強い不公平感をもたらす要因となるため、税負担等の公平性の観点から、関係各課の連携を密にし、公債権、私債権の取扱い、納税環境の改善等、未納額の削減につながる取組に努めていただくよう
お願いいたします。 次に、戻りますが、7ページから8ページに
一般会計歳出の款別決算及び性質別決算状況を記載しております。 7ページ、歳出全体では、前年度と比較して9.5%の減となっています。これは、8ページに示しているとおり、性質別決算で見ますと、
新型コロナウイルス感染症対策に伴う補助費等の大幅な減によるもので、特別定額
給付金給付事業費、
鏡野町持続化
給付金の拡充、
プレミアム付商品券発行事業等の皆減によるものです。 なお、増加した費目としては、普通建設事業費、扶助費、維持補修費などがありますが、増減の主な要因は記載内容を参照願います。 また、12ページには主な基金の現在高を示しております。 財政調整基金については、債券運用益を積み立てる一方で、年度間の財政調整のため一部を取り崩したことにより、令和3年度末の現在高は43億3,150万6,000円となり、前年度より3億6,811万4,000円の増加となっております。また、減債基金、かがみの創生基金、公共用拠点
施設整備基金、地域振興基金等は、財政
負担軽減のためによる取崩しにより、前年度と比較して基金額は減少しております。一方、かがみのふるさと応援基金は876万3,000円を積み立て、介護保険給付費準備基金は事業運営期間の最終年度の令和2年度末における剰余金のうちから、次期介護保険料を決定する際に必要と認められた額を控除した1億3,021万1,000円を積み立てたため、いずれも基金額は増加しています。 次に、13ページの主な財政指標についてでありますが、経常収支比率は町村では70%台が妥当とされておりますが、令和3年度は84.3%と前年度と比較して0.7ポイント改善しています。ただ、町税や財産収入など経常一般
財源の伸び悩みなどを考慮すれば、財政の弾力性低下が危惧されることは避けられない状況です。 また、同じく13ページには実質公債費比率の推移を示しております。 実質公債費比率は、起債制限基準を表す比率であり、算定年度を含む3か年の単年度実質公債費比率の平均で表した表です。18%を超えた場合には、起債借入れが県知事の許可制に移行されますが、令和3年度は11.5%と前年度より0.1ポイント上昇しており、単年度で比較すると、昨年度からは0.1ポイント改善されたものの、過去5年間では緩やかな上昇傾向にあります。 次に、戻りますが、9ページから10ページにかけては
特別会計、
公営企業会計の決算状況をお示ししておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 以上、令和3年度
一般会計及び
特別会計、
公営企業会計の
歳入歳出決算について審査した結果を申し上げましたが、特に
一般会計においては各種財政指標の指数から見れば、計数的にはおおむね健全な財政状況と判断しますが、先ほど触れましたように財政構造の弾力化を示す経常収支比率が5年連続して85%前後で推移していることは、財政構造の慢性的な硬直化が懸念され、将来の不安材料となっています。 また、4ページに米印を用いて自主
財源の項目を記載しておりますが、
一般会計において歳入決算総額に占める地方税等の自主
財源は26.6%で、残り73.4%が
地方交付税、国庫支出金、町債等の
財源となっており、本町における財政運営は依然として依存
財源に頼った運営となっています。 14ページからのまとめにも記載しておりますが、歳入の大半を占める
地方交付税については令和2年度より標準算定に基づく交付税額となり、また令和3年度、前年度繰越分も含め8億548万円交付されている電源立地地域対策交付金についても、先行き不透明な状況にあります。さらには、新型
コロナ感染症拡大の影響による景気後退に伴い税収が大幅に減少することが想定され、加えて地方債の償還額増加により、財政状況の悪化が懸念されます。このような中、懸念要素としては、昨年も触れましたが、
一般会計における標準財政規模と予算規模が大きく乖離している点が挙げられます。財政上示される令和3年度
鏡野町の標準財政規模75億2,329万3,000円に対し、同年度の予算規模は132億9,691万円となっています。地勢の特異性、特殊事情等を考慮しても、差が大き過ぎる感がします。そのため、年度間の財政調整のため、令和3年度では財政調整基金1億5,300万円を取り崩さざるを得なくなる状況となっています。この状況が継続すれば、当然、予算編成にも支障を来すことが想定されるため、今後、行財政改革の断行、そして町政を安定的に継続運営させるための適正な予算規模を検討する必要性があると思われます。 このことを踏まえ、今後財政を圧迫することが確実に見込まれる公共施設の改修、改築等については、令和3年度に改定された
鏡野町公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の適正な維持管理はもちろん、真に町民にとって必要な財産かを見極め、遊休公共建物等の除却等も踏まえた公共施設個別計画を策定し、改修費用が短期に集中することのないよう、将来を見据えた計画的な管理に努めていただくよう願います。 そして、今後の行財政運営においては、経済状況の先行きが見通せない中にあっても、資本の投下と雇用の創出により、税収の減少を最小限に抑えられるよう努めるとともに、第2次
鏡野町総合計画の後期基本計画に基づき事務事業の合理化を図り、行政コストの削減に努めていただくとともに、継続的かつ安定的な財政運営を望みます。 終わりに、山口県の自治体における新型
コロナ対策臨時
給付金の誤送付については記憶に新しいところでありますが、背景にあった人事異動、チェック不全等重なったミスにより生じた事象と思われますが、そのような要因は業務遂行上少なからず存在することが考えられます。平成29年の
地方自治法等の一部を改正する法律の施行では、
地方公共団体等における適正な事務処理等の確保、並びに組織及び運営の合理化を図るため、内部統制に関する方針の策定等が示されています。指定都市以外の市町村長は努力義務となっていますが、今後、本制度の導入、またはそれに準ずる仕組み、体制づくりを検討する必要がある点を付け加えさせていただきまして、決算の監査
報告とさせていただきます。
○議長(
原章倫君) これをもって、
審査報告を終わります。 ここで13時まで休憩といたします。 午後0時5分 休憩 午後1時0分 再開
○議長(
原章倫君) 会議を再開いたします。 午前中に
代表監査委員赤木郁夫君から
審査報告を受けまして、それに対し、お諮りしたいと思います。 ただいま議題となっております議第65号から議第68号までの議案4件に関する質疑は、次回の本会議で行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議第65号から議第68号までの議案4件に関する質疑は、次回の本会議で行うことに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
原章倫君) 次に、この際、日程第11、議第69
号令和4年度
鏡野町
一般会計補正予算(第3号)と日程第12、議第70
号令和4年度
鏡野町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の件、2件を
一括議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。
山崎町長。
◎町長(
山崎親男君) ただいま
一括上程となりました議第69号及び議第70号の各
会計補正予算、2議案について御説明いたします。 なお、予算議案につきましても、金額は万円単位で以下切り捨てて申し上げます。 まず、議第69
号令和4年度
鏡野町
一般会計補正予算(第3号)につきましては、7月の大雨による町道及び河川の修繕、災害復旧に係る事業費の計上など、当初予算編成後における事情の変化に対応する経費を中心に編成をいたしております。 補正額は、
歳入歳出それぞれ1億8,900万円を増額をいたしまして、予算総額を123億9,100万円とするものであります。 歳入の主なものといたしましては、
地方交付税、県支出金、繰越金、諸収入など、それぞれ計上しております。 歳出の主なものといたしまして、衛生費補正額1,139万円、土木費補正額7,039万円、
教育費補正額893万円、災害復旧費補正額8,375万円などであります。 続きまして、
特別会計であります。 議第70
号鏡野町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。 事業勘定では、
歳入歳出それぞれ5,388万円を追加いたしまして、補正後の予算額は
歳入歳出それぞれ15億9,292万円となります。主な内容につきましては、保険税の改定に備えての基金の積立金を計上するものであります。直診勘定におきましては、
歳入歳出それぞれ49万円を追加いたしまして、補正後の予算額は
歳入歳出それぞれ2億7,097万円となります。主な内容といたしましては、各
診療所においてオンライン資格確認システムのネットワークサービスの使用に要する経費などであります。 以上、
補正予算につきましての
提案理由の説明といたします。 なお、詳細につきましては
総務課長及び
健康推進課長より説明をさせますので、御審議の上、御議決を賜りますよう
お願いいたします。
○議長(
原章倫君) 続いて、
担当課長から
内容細部の説明を求めます。 まず、議第69号について、
総務課長大塚君。
◎
総務課長(
大塚英明君) 〔議第69
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) 次に、議第70号について、
健康推進課長石原君。
◎
健康推進課長(石原靖之君) 〔議第70
号朗読説明〕
○議長(
原章倫君) これをもって、
提案理由の説明を終わります。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議第69号と議第70号の議案2件に関する質疑は、次回の本会議で行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
原章倫君) 御異議なしと認めます。よって、議案2件に関する質疑は、次回の本会議で行うことに決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 この際、念のため申し上げます。一般質問の通告は9月6日午後5時までとなっておりますので、御留意願います。 次の本会議は9月7日午前10時に開議いたしますので、本議場に参集願います。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。 午後1時18分 散会...